ネットビレッジ株式会社(本社:東京都八王子市南大沢、代表取締役社長:飯田祥一)は、株式会社シーフォーテクノロジー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:三住光男)の開発する暗号化技術に関する技術支援を得て、当社の提供する「リモートメール」の法人向けサービスの一環である「暗号転送サービス」の提供を行うことで合意しました。
●「暗号転送サービス」の概要
当社では、企業のイントラネット内サーバにあるメールを、リモートメールを使って携帯電話から安全に読み書きできるようにするために、企業のシステム環境に合わせて複数のソリューションを提供しています。
「暗号転送サービス」はLANに繋がったPCで専用ソフトを使って、閉域環境で運営中のリモートメール専用サーバにメールを暗号化して転送することで、企業と携帯電話間でクローズドな環境を実現・提供するサービスです。
暗号化と専用回線の組み合わせで、携帯で手軽に会社のメールを読む。しかも1台のパソコンにクライアントソフトをインストールするだけなので、運用の手間がなく、携帯電話でのメール閲覧の必要な部署単位でも気軽に導入することができます。
主なサービスの特徴は以下のとおりです。
<サービスの特徴>
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社内LANに接続された1台のPC(クライアント)があれば、20人分が登録可能。
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メールは暗号化されて送信されデータセンターに蓄積。添付ファイルも暗号化されるので安全です。
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データセンターから携帯電話までの通信は、携帯3キャリアとの専用線回線を通じて行われるのでデータ漏洩の心配はありません。
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事前に登録した携帯電話からしか暗号を解読できないため、成りすましも防止できます。
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「リモートメール」の便利な機能が全て利用できます。
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「メール転送」にも関わらず、会社のメールアドレスで返信が可能です。
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フィルタリング機能を搭載しているので、読みたいメールだけを選んで受信できます。
「暗号転送サービス」は、2004年9月頃の提供開始を予定しております。なお、「暗号転送サービス」は、「NETWORLD+INTEROP 2004 Tokyo」にて、シーフォーテクノロジーのブースで展示されます。
●「暗号転送サービス」の暗号技術
「暗号転送サービス」では、安全強度の高いシーフォーテクノロジーの「共通鍵暗号方式」を使用しています。安全で処理速度の高いセキュリティ環境をマルチプラットフォームで実現できる暗号アルゴリズムです。
マルチプラットフォームでの処理を考え、鍵初期変換(鍵初期攪拌及び、鍵スケジュール部に相当)を高速、軽量にすべく、擬似乱数発生器にカオス関数を使用しています。さらに、独自のキーストリームセット生成法及び暗号ベクトルによって、可変長鍵に対応しました。
この技術によって、暗号学的に安全な、乱数性の高い擬似乱数を実現し、暗号アルゴリズム全体の処理速度及び処理効率も向上しています。このアルゴリズムを応用することで、署名や鍵共有などをさらに高速で安全性の高いレベルにできるだけでなく、さまざまな機密性を求められる情報セキュリティシステムを実現できます。
●リモートメール法人版の今後の展開
携帯電話の通信料の定額制により、企業にとっても業務効率を向上させるため、携帯電話を活用する機会も増えるものと予想されます。その一方で、企業の情報管理体制は、社会から強い関心を集めることとなっており、これまで以上にセキュリティに配慮する必要がでております。
このような状況のもと、当社では、業務連絡にも必須となりつつある電子メールの分野で、「リモートメール」で培った5年間の実績を生かし、「便利」と「安全」を求める各企業のニーズに合うよう、今後とも更にラインアップを拡充してまいります。