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ネットビレッジ、米国UI Magic Inc.と資本参加を含む業務提携に合意~米モバイルインターネット市場で本格的な事業展開を開始~

ネットビレッジ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:三浦浩之)は、この度、米国のモバイルインターネット関連新進企業であるUI Magic Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンディエゴ、代表取締役:Satoru Yukie)に資本参加し、本格的な成長期に入った米国モバイルインターネット市場における事業展開について、同社との業務提携に合意致しました。

 

●本提携の背景と目的
ネットビレッジでは、中国現地子会社である上海網村信息技術有限公司(「上海網村」)が開発するコンテンツの配信事業と受託開発案件事業の拡大を目的とし、本格的な成長期に入ったとみられる米国市場への進出を検討してまいりました。具体的な進出方法として、(1)現地企業の買収、(2)独自の新規参入、(3)業務提携を検討してきましたが、昨今のモバイルインターネット関連企業のバリュエーション高騰や、ネットビレッジグループの人的リソースの配分を鑑み、現地企業の買収や独自路線による新規参入に戦略的・経済的合理性を見出すことは現時点においては非常に厳しいと判断致しました。そこで業務提携の進捗状況にともない段階的な資本参加を可能にする方法を選択し、今回事業戦略や企業文化の面で共通する点が多く、米国携帯電話・インターネット業界で高い実績と豊富な経験のある経営陣を擁するUI Magic Inc.(以下「UI Magic」)と資本参加を含む業務提携に合意致しました。

●UI Magic Inc.について
UI Magicは、米国携帯電話市場/モバイルインターネット市場で、その創成期から活躍し豊富な経験と高い実績をもつ経営陣により、本年9月に設立された新進成長企業です。同社経営陣の略歴は以下の通りです。

代表取締役社長兼最高経営責任者CEO / Satoru Yukie(雪江 悟)
1980年にソニー株式会社入社後、同社グループの携帯電話、インターネット事業を担当。1995年からはソニー米国法人ワイヤレス・テレコミュニケーション・カンパニーのマーケティング担当ディレクターとして、同社CDMA事業の立ち上げに参画。商品開発、営業、事業提携構築等の責任者として、1997年には米国/カナダ/韓国の携帯電話市場でトップシェアを獲得するなど同社グループ携帯電話事業興隆期の急成長に貢献する。2001年に独立し2005年にUI Magicを設立するまで、米新興モバイル企業のAccetio Inc.(現Franklin Wireless Corp)と、Axesstel, Inc.に投資家/CEOとして参画。これら2社の株式を米AMEX市場で公開させるなど、米国携帯電話・モバイルインターネット市場で20年以上にわたる豊富な経験と高い実績をもつ。

最高技術責任者 CTO / Sean M. Broderick
1987年からLG社、ノキア・モバイル・フォン、IBMマイクロエレクトロニクスにおいて携帯電話端末および関連機器のR&D部門責任者を歴任し、米国、韓国、中国市場をターゲットとしたCDMA、PCS、TDMA、GSM製品の技術・商品開発を担当。また、2001年にはIconn Wirelessの設立に参画、その後同社がWavecom Inc.(NASDAQ上場会社)に買収されたことからWavecomのR&D部門担当ヴァイスプレジデントとして同社が全世界で展開するCDMA-2000製品のハードウェア/ソフトウェアの開発を行い、米Verizonを含む大手キャリア向け商品の開発を担当する。UI Magic参画直前は、米ディズニーモバイルにおいて同社のワイヤレス商品の開発とMVNO事業のソフトウェア技術開発の担当ディレクターを勤める。

最高財務責任者 CFO / Hugh S. Kim
1996年から米投資銀行のMorgan Stanley、Citicrpに勤務後、1999年から韓国の新興インターネットソフト・アプリケーション開発会社ISOFT Corp.の最高財務責任者(CFO)として、同社の資金調達、業務提携、海外戦略を担当。2001年には米Axesstel, Inc.に投資家/財務担当役員として参画し、同社の資金調達と株式公開の現場を指揮。その後UI Magicに参画するまで韓国と米国においてモバイルネットワーク関連ハードウェアを開発するベンチャー企業数社のCFOを歴任。その職歴を通じ特に韓国のIT業界に精通し、幅広いネットワークをもつ。

●本提携の概要
ネットビレッジとUI Magicは、ネットビレッジがもつモバイルインターネット関連技術や実績のあるコンテンツと、UI MagicがもつMVNOを含む通信キャリアを中心とした米モバイルインターネット業界での幅広い営業ネットワークと携帯電話向けハードウェア/ソフトウェアの開発実績の融合を図り、米国市場において以下の業務を推進してまいります。

米国市場におけるモバイル・コンテンツの配信
先ず、ネットビレッジの中国現地子会社である上海網村が自社開発するコンテンツをUI Magicの運営するWAND(Wireless Application Network Download)コンテンツサーバー(1)を通じ米国で配信していく予定です。また、UI Magicが傘下に収めた、米国在住の中国系・韓国系コミュニティを主たるターゲットとしたモバイル・コンテンツポータルサイトを運営するmtogo Inc.のポータルサイトを通じた配信も同時に行っていく予定です。(http://www.mtogo.com/)

米国内企業を対象としたCHC事業向け受託案件の開拓
米国のキャリアとコンテンツプロバイダーをターゲットとし、ネットビレッジが上海網村で行うCHC事業(2)向けの受託案件を獲得していきます。

新規モバイルサービスの開発
携帯電話/パソコン/携帯ゲーム機/テレビなど多様なインターネット端末の連動が更に進むことや、米国では既に実施され日本でも来年予定されているナンバーポータビリティ(3)の導入を視野に入れた新規サービスおよび新規コンテンツの開発をネットビレッジおよび上海網村と連動を取りながら行ってまいります。

なお、本業務提携を円滑に推進するため、ネットビレッジの取締役1名がUI Magicの非常勤取締役に就任いたします。

(1)

WANDコンテンツサーバー:
米国内大手通信キャリアのネットワーク上でコンテンツの配信と購入を実現する機能を備えたUI Magicのコンテンツサーバーシステムのことです。

(2)

CHC事業:
当社の中国現地100%子会社である上海網村は、主に日本の提携パートナーからライセンスを受けたコンテンツを移植開発し、中国現地パートナーを通じて配信する事業を行っており、現時点では約20個の自社開発コンテンツを含む約120個のコンテンツを中国市場で配信しています。「CHC Content Hands-on Collaboration)」事業」とは、この移植開発で培ったノウハウを生かし本年6月より本格的に開始した、モバイル・コンテンツの開発受託を行う事業のことで、開発費の一部を当該コンテンツ配信による売上のレベニューシェアにより受け取るビジネスモデルで、委託者にとっては初期開発費を抑えることができるというメリットがあります。WAP(ブラウザベース)、Java、BREW全てのプラットフォームに対応したコンテンツの開発と、新規コンテンツ開発は勿論のこと、特にJavaからBREW等の移植開発に強みをもっています。

(3)

ナンバーポータビリティ:
携帯電話の加入者が、ある通信事業者から他の通信事業者に契約を切り替えても、元の番号を継続して使える制度およびシステムことで、米国では2003年11月に導入されており、日本でも2006年に導入される予定です。

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